透析の合併症

透析アミロイドーシス

岡田 一義 先生

2018.08.31

岡田 一義 先生(川島病院 副院長)

透析アミロイドーシスの予防

以下の方法で、透析前の血中β2-MG濃度を30 mg/L未満に維持することが推奨されています。

■β2-MGの産生を抑える

リンパ球の活性化が起きないよう、エンドトキシン濃度を低下させた高純度透析液や、生体適合性のよい透析膜の使用が望まれます。

■β2-MGの除去効率を上げる

β2-MGの除去効率が高い高性能大面積膜による血液透析または血液透析濾過や、大量置換オンライン血液透析濾過を積極的に行うこと、透析時間の延長や血流量の増加で十分な透析量を確保することが大切です。

■リン・カルシウム・副甲状腺ホルモンを管理する

副甲状腺ホルモンが上昇すると、骨がもろくなって変形し、破壊性脊椎関節症が発症しやすいので、リン・カルシウム・副甲状腺ホルモンの管理が重要です。

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