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シャントの良い音、悪い音ってどんな音ですか?

シャントの状態を音で確認できると聞きましたが、良い音、悪い音というのは具体的にどんな音ですか。

良い音は「連続した低い音」です。悪い音は「断続している音」、「高い音」、「こすれたような音」などです。少しの変化にも気づけるよう、毎日継続して確認しましょう。

森石 みさき 先生

2018.05.11

[監修] 森石 みさき 先生(中島土谷クリニック 院長)

シャントは血液透析患者さんにとって大切な命綱で、安定した透析の継続に欠かせません。普段からシャントの状態を確認し、異常がないかをチェックすることが大切です。

シャント血管にきちんと血液が流れているか、シャント血管が狭くなったり閉塞したりしていないかは、音を聴くことで確認できます。
シャント音は、シャント肢を直接耳に近づけても聞こえますが、聴診器の方が鮮明です。安価なものでかまいませんので、可能でしたら購入するのも良いでしょう。

図:良いシャント音と悪いシャント音

聴診器を使う場合は、まず、吻合部に当てて音を確認します。さらに血管に沿って数箇所当てながら、確認していきます。
「良いシャント音」は、ザーザーザー、ゴーゴーゴーといった、連続した低い音です。逆に「悪いシャント音」は、断続している音(ザッザッザッ)、笛のような高い音(ピーピーピー)、こすれたような音、途切れた音、普段よりも弱い音です。
継続して聴くことで、ちょっとした変化に気づくことができるかもしれません。1日何回かは確認する習慣を身につけるようにしましょう。

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