えだまめとは大豆が成熟する前に収穫したもののことをいい、7〜9月に旬を迎えます。品種は多様で、茶豆やだだちゃ豆、丹波黒大豆などは、独特の風味や甘味があり人気です。
野菜類の中ではたんぱく質を多く含み、さやえんどうやスナップえんどうよりも豊富です。
栄養成分値(100gあたり)
えだまめ | 生 | 茹で |
---|---|---|
エネルギー(kcal) | 135 | 134 |
たんぱく質(g) | 11.7 | 11.5 |
カリウム(mg) | 590 | 490 |
リン(mg) | 170 | 170 |
食塩相当量(g) | 0 | 0 |
参考:100gあたりのたんぱく質 さやえんどう(生)3.1g、スナップえんどう(生)2.9g
日本食品標準成分表2015年版(七訂)より
透析患者さんの食べ方
食べ方のポイント
- 塩なしで茹でてもおいしく食べられる
- 市販の冷凍えだまめは水やお湯に浸して解凍する
一般的にえだまめを茹でる時は、茹でる水に対して塩を3〜4%(水1Lに対して30〜40g)使います。減塩のためには塩を使わずに茹でて、香辛料や酢で味付けしたサラダやスープに入れるとおいしく食べられます。
また、市販の冷凍えだまめには塩味がついているものもあります。自然解凍ではなく水やお湯に浸し、余分な塩分を抜いてから食べると良いでしょう。
透析患者さんの1日の目安量は、さや付きで50g程度です(写真)。
2018.07.20