年中を通して出回るかぼちゃですが、収穫の最盛期は6月〜10月です。
日本かぼちゃと西洋かぼちゃがありますが、肉質がほくほくして甘みが強く、カロテンやビタミンCが多い西洋かぼちゃが主流です。
煮物や焼き物、揚げ物、サラダ、スープ、菓子など幅広い料理に使われます。
栄養成分値(100gあたり)
西洋かぼちゃ | 生 | ゆで* | 冷凍 |
---|---|---|---|
エネルギー(kcal) | 91 | 93 | 83 |
たんぱく質(g) | 1.9 | 1.6 | 2.2 |
カリウム(mg) | 450 | 430 | 430 |
リン(mg) | 43 | 43 | 46 |
食塩相当量(g) | 0 | 0 | 0 | 食物繊維(g) | 3.5 | 4.1 | 4.2 |
* 40gに切り2倍の水(かぼちゃが被る程度の水量を保つ)でゆで、湯切りしたもの。
日本食品標準成分表2015年版(七訂)より
透析患者さんの食べ方
食べ方のポイント
- 野菜の中でも特にカリウムが多い
- 1日の摂取量は可食部50g程度を目安にする
かぼちゃはカリウムが多く、生、ゆで、冷凍を比較しても大きな差はありません。食べ過ぎないように心がけ、できるだけカリウムの少ない食品と組み合わせましょう。透析患者さんの1食あたりの摂取量の目安は50gです。(写真)
また、食物繊維が多く含まれているほか、油と相性がいいので、炒め物やマヨネーズサラダにすると、エネルギーアップすることができます。