オクラの旬は6~8月です。産毛があり、緑色が濃く、変色がないものを選びましょう。
特有のぬめりは、食物繊維であるペクチンなどの粘質性の多糖類によるもので、整腸作用やコレステロールを減らす働きがあります。水に溶ける性質があるので、茹でる際にはさっと茹でるようにしましょう。
栄養成分値(100gあたり)
オクラ | 生 | 茹で |
---|---|---|
エネルギー(kcal) | 30 | 33 |
たんぱく質(g) | 2.1 | 2.1 |
カリウム(mg) | 260 | 280 |
リン(mg) | 58 | 56 |
食塩相当量(g) | 0 | 0 |
食物繊維(g) | 5.0 | 5.2 |
日本食品標準成分表2015年版(七訂)より
透析患者さんの食べ方
食べ方のポイント
- 夏野菜の中ではカリウムは少なめ
- 1食の目安量は50g
オクラは夏野菜の中ではカリウムが少なめです。刻んで納豆に加えてご飯にかけたり、麺の薬味にして猛暑の時期にも摂取量を落とさない工夫をしましょう。
透析患者さんの1食の目安量は50gです(写真)。
2018.06.29