食事のポイント

たら

今月の食材【1月】たら

ポイント

  • 冬が旬! 特に美味しいのは厳寒期
  • 和洋中どんな料理にも合う

厳寒期に美味しさが際立つ「たら」。まだらは淡白な中にも旨味があり、身が柔らかく、和洋中どんな料理にも合います。すけとうだらは、ちくわやかまぼこなどの練り製品に使われ、卵巣はたらこや辛子明太子の原材料です。

栄養成分値(100gあたり)

  まだら(生) まだら(塩だら) すけとうだら(生) たらこ(生)
エネルギー(kcal) 77 65 76 140
たんぱく質(g) 17.6 15.2 17.4 24.0
カリウム(mg) 350 290 350 300
リン(mg) 230 170 180 390
食塩相当量(g) 0.3 2.0 0.3 4.6

日本食品標準成分表2015年版(七訂)より

透析患者さんの食べ方

食べ方のポイント

  • フライや天ぷらなどの揚げ物でエネルギーアップ
  • かんきつ類や香味野菜、香辛料を生かせば減塩に効果的
  • 加工品は塩分が多いので他の調味料を調整する

フライ、天ぷらなどの揚げ物は、油を使うことでエネルギーアップできますし、香ばしさで味わいが増して減塩につながります。また、レモンを絞ったり、酸味をきかせたトマトソースやマヨネーズを合わせると、減塩でも美味しくいただけます。

図:たらの1回の食事の摂取量の目安(可食部70g)

鍋物や煮物、汁物は塩分が多くなりがちです。調味料を控えめにして、香味野菜や香辛料、ゆず、すだち、酢などを利用すると減塩に効果的です。また、加工品の練り製品や塩だらは塩分を多く含むので、他のおかずは塩分の少ないものを組み合わせましょう。


矢吹病院 健康栄養科

2017.01.27

矢吹病院 健康栄養科

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