食事のポイント

しゅんぎく

今月の食材【2月】しゅんぎく

ポイント

  • 旬は秋から冬で、鍋料理に活躍
  • たっぷりの水で洗ってから新聞紙に包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存

秋から冬にかけてが旬の緑黄色野菜。「春菊」の名は、春に花を咲かせ、葉の形が菊に似ていることに由来します。
保存の際は、たっぷりの水で洗ってから新聞紙に包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫へ。さっとゆでて冷凍してもよいでしょう。

栄養成分値(100gあたり)

しゅんぎく ゆで
エネルギー
(kcal)
22 27
たんぱく質
(g)
2.3 2.7
カリウム
(mg)
460 270
リン
(mg)
44 44
食塩相当量
(g)
0.2 0.1

日本食品標準成分表2015年版(七訂)より

透析患者さんの食べ方

食べ方のポイント

  • 生ではカリウムが多いため、調理の際は水にさらすかゆでる
  • 薄味に仕上げて独特の強い香りを生かす

しゅんぎくはカリウムの多い野菜のひとつですが、ゆでるとカリウムの量はかなり少なくなります。ゆでて和え物に、また鍋物では汁は飲まないなどの食べ方がおすすめです。透析患者さんの摂取量は、1回の食事につき50gを目安にしましょう。(写真)

図:しゅんぎく(生)の摂取量の目安(可食部50g)

独特の強い香りがあり油脂分との相性がよいため、ごま和えや餃子の具、豚肉巻き、かき揚げなど、薄味に仕上げて素材の味を楽しみましょう。


矢吹病院 健康栄養科

2017.02.17

矢吹病院 健康栄養科

ページ上部へ