食事のポイント

さつまいも

今月の食材【10月】さつまいも

ポイント

  • 旬は9~11月
  • 皮の色が鮮やかでつやがあり、断面にすが入っていないものが新鮮
  • 皮の下にはアクが多い

9〜11月に旬を迎えるさつまいも。主流の「紅あずま」をはじめ、「鳴門金時」「安納いも」「べにはるか」「シルクスイート」「アヤムラサキ(むらさきいも)」など様々な品種があります。
皮の色が鮮やかでつやがあり、断面にすが入っていないものが新鮮といわれています。
皮の下にはアクが多く含まれます。食べる際は皮を厚めにむくか、皮つきで使う場合は切ってから水に浸すとよいでしょう。

栄養成分値(100gあたり)

さつまいも皮むき
(生・蒸し)
さつまいも皮むき
(焼き)
むらさきいも皮むき
(生)
エネルギー(kcal) 134 163 133
たんぱく質(g) 1.2 1.4 1.2
カリウム(mg) 480 540 370
リン(mg) 47 55 56
食塩相当量(g) 0 0 0.1

日本食品標準成分表2015年版(七訂)より
* さつまいも皮むき(生・蒸し)およびむらさきいも皮むき(生)は表層と両端を、さつまいも皮むき(焼き)は表層を廃棄したもの

透析患者さんの食べ方

食べ方のポイント

  • カリウムが多い
  • 1日の目安量は30g

さつまいもは、じゃがいもやさといもなど他のいも類と同様に、カリウムを多く含みます。蒸す、焼くなどの調理でカリウムが大きく減ることはありません。透析患者さんは写真を参考に、1日に食べる量を調整しましょう。

写真:さつまいもの1日あたりの摂取量の目安(可食部30g)

むらさきいもは、一般的なさつまいもよりも20%ほどカリウムが少ないですが、食べ過ぎには注意が必要です。サラダやスープの具材として使うと色鮮やかな料理に仕上がります。


矢吹病院 健康栄養科

2018.10.26

矢吹病院 健康栄養科

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