わかめの旬は3〜5月。同じ時期に旬を迎えるたけのこと組み合わせた若竹煮や若竹汁は、特に春らしさを感じる一品です。
エネルギー量が低く、食物繊維のアルギン酸が含まれています。
店頭で「生わかめ」として販売されているのは、収穫後に湯通しして塩漬けしたもの(「湯通し塩蔵わかめ」)です。そのほか、乾物も多く出回っています。
栄養成分値(常用量30gあたり)
わかめ | 原藻 生 |
乾燥 カットわかめ 3g* |
湯通し 塩蔵わかめ 塩抜き |
---|---|---|---|
エネルギー (kcal) |
5 | 4 | 3 |
たんぱく質 (g) |
0.6 | 0.5 | 0.5 |
カリウム (mg) |
219 | 13 | 4 |
リン (mg) |
11 | 9 | 9 |
食塩相当量 (g) |
0.5 | 0.7 | 0.4 |
食物繊維 (mg) |
1.1 | 1.1 | 0.9 |
日本食品標準成分表2015年版(七訂)より
*:水に戻した後の重量を30gとして比較
透析患者さんの食べ方
食べ方のポイント
- 普段使いの量であれば、カットわかめ・湯通し塩蔵わかめともにカリウムは少ない
- 酸味のある調味料がおすすめ
原藻のわかめと比較すると、カットわかめや湯通し塩蔵わかめは、カリウムが少ないです。小鉢程度の量(写真)を目安にしましょう。
また、わかめは、酢やポン酢、レモンなど、酸味のある調味料と相性のよい食材です。これらの調味料は、減塩にもなるのでおすすめです。