食事のポイント

ぶどう

今月の食材【9月】ぶどう

ポイント

  • 7月〜10月頃に多く出回る
  • 品種により、1粒や1房あたりの重量に幅がある
  • 粒に張りがあるもの、軸が太く青いもの、ブルームがまんべんなく付いているものを選んで

7月~10月頃に多く出回る、秋の果物「ぶどう」。品種がとても豊富で、大きさも1房150gくらいのデラウェアから700gくらいのピオーネまで幅広く存在します。果皮の色で「黒」、「赤」、「緑(白)」に大別されます。
購入する際は、粒に張りがあるもの、軸が太く青いもの、果皮の白っぽい粉(ブルーム)がまんべんなく付いているものを選ぶとよいでしょう。

栄養成分値(100gあたり)

  ぶどう 生 干しぶどう
エネルギー
(kcal)
59 301
たんぱく質
(g)
0.4 2.7
カリウム
(mg)
130 740
リン
(mg)
15 90
食塩相当量
(g)
0 0

日本食品標準成分表2015年版(七訂)より

透析患者さんの食べ方

食べ方のポイント

  • 1日の目安は150gとし、品種によって目分量が異なるので確認をする
  • 干しぶどうはカリウムが多いので食べ過ぎに注意する

ぶどうは、品種によって、1粒や1房当たりの重量が大きく違います。目安量は、1日でカリウム200㎎分とすると、デラウェアなら1房、巨峰なら1/3房、ピオーネなら7粒くらいにしましょう(写真)。

写真:デラウェア(左)と巨峰(右)の1日の摂取量の目安(可食部150g)

干しぶどうはカリウムが多いので、食べる際は10粒(5g)程度にしてください。
また、ワインは赤よりも、ロゼまたは白ワインの方がカリウム含有量が少ないです。

矢吹病院 健康栄養科

2016.09.23

矢吹病院 健康栄養科

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