食事のポイント

なす

今月の食材【8月】なす

ポイント

  • 旬は6~9月
  • 油料理でエネルギーアップ

なすは、6月から9月までが美味しい季節です。油をよく吸うので、揚げる、炒めるといった調理法でエネルギーを効率よく摂取できます。

栄養成分値(100gあたり)

なす
(100g)
ゆで 油いため 塩漬け からし漬け
エネルギー
(kcal)
22 19 79 23 118
たんぱく質
(g)
1.1 1.0 1.5 1.4 2.6
カリウム
(mg)
220 180 290 260 72
リン
(mg)
30 27 40 33 55
食塩相当量
(g)
0 0 0 2.2 4.8

日本食品標準成分表2015年版(七訂)より

透析患者さんの食べ方

食べ方のポイント

  • カリウムのとりすぎに注意。1日の摂取量は80gを目安に
  • 塩漬け・ぬかみそ漬けよりも、しば漬け・からし漬け・こうじ漬けの方が食塩が多い

透析患者さんの1日の目安量は、中なす1本(80g)程度です(写真)。
なすは、野菜の中でも特別にカリウムが高い食材ではありませんが、摂取量には注意が必要です。

図:なすの1日の摂取量の目安(可食部80g)

また、なすの漬物を比較すると、塩漬けやぬかみそ漬けよりも、しば漬けやからし漬け、こうじ漬けのほうが食塩を多く含みます。ただ、違いはあるといっても総じて塩分は高いので、食べる量や頻度には注意しましょう。

矢吹病院 健康栄養科

2016.08.26

矢吹病院 健康栄養科

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