日本特産の山菜であるふきは、平安時代には栽培されていたという古い歴史を持ちます。
旬は4〜6月。水分とカリウム、食物繊維が多く、独特の香りとほろ苦さが春を感じさせてくれます。
栄養成分値(100gあたり)
ふき | 生 | 茹で* |
---|---|---|
エネルギー(kcal) | 11 | 8 |
たんぱく質(g) | 0.3 | 0.3 |
カリウム(mg) | 330 | 230 |
リン(mg) | 18 | 15 |
食塩相当量(g) | 0.1 | 0 |
*:長さ20cm程度に切ったものを茹でて水にさらし、水切りしたもの。
日本食品標準成分表2015年版(七訂)より
透析患者さんの食べ方
食べ方のポイント
- 切ってから茹でて水にさらすとカリウムが減る
- 薄味にして素材の風味を生かす
ふきを食べる時に気をつけたいのはカリウムの量です。
写真を参考に、短期間で食べ過ぎないようにしましょう。
ふきのカリウムは切ってから茹でて水にさらすことで30%ほど減らせます。食感と香りを楽しむために、味付けは薄くして素材の風味を味わいましょう。