青魚を代表するさば。脂質には、動脈硬化予防で今話題のEPAやDHAが豊富に含まれています。
10~12月に旬を迎える「まさば」、年間を通して出回っている「ごまさば」、塩さばや干物に加工される「たいせいようさば(ノルウェーさば)」がおなじみです。たいせいようさばは、まさばやごまさばよりも脂質が多く含まれています。
栄養成分値(1食分70gあたり)
まさば(生) | 塩さば | 開き 干し |
缶詰 (水煮) |
|
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エネルギー (kcal) |
173 | 204 | 244 | 133 |
たんぱく質 (g) |
14.4 | 18.3 | 13.1 | 14.6 |
カリウム (mg) |
231 | 210 | 210 | 182 |
リン (mg) |
154 | 140 | 140 | 133 |
食塩相当量 (g) |
0.2 | 1.3 | 1.2 | 0.6 |
日本食品標準成分表2015年版(七訂)より
缶詰(水煮)は液汁を除いたもの
透析患者さんの食べ方
食べ方のポイント
- 加工品は生さばよりも塩分が多いので、食べ方に注意
- 手軽で常温保存できる缶詰を上手に活用する
さばの場合、透析患者さんが主菜として1日数回食べても栄養的には問題ありませんが、塩さばや開き干しなどの加工品は塩分が多いので、食べる量を減らす、塩分の少ないおかずと組み合わせる、などの工夫をしましょう。
缶詰は賞味期限が長く(※)、開封してそのまま食べられるので、ストックしておくと便利です。ただし、缶詰の液汁には塩分が多く含まれるので、残すようにしましょう。
※:賞味期限は製造から3年(ニッスイ、マルハニチロなどメーカーHPより)