食事のポイント

はくさい

今月の食材【1月】はくさい

ポイント

  • 11月〜2月が特に美味しい時期
  • 他の食材との相性がよく、いろいろな料理に活用できる

冬を代表する葉物野菜です。産地を変えながら通年出荷されますが、11月〜2月が美味しい時期です。
甘みがありくせがないので、他の食材との相性もよく、煮物、鍋物、汁物、炒め物、漬物などいろいろな料理に活用できます。

栄養成分値(100gあたり)

はくさい ゆで 塩漬 キムチ
エネルギー
(kcal)
14 13 16 46
たんぱく質
(g)
0.8 0.9 1.4 2.8
カリウム
(mg)
220 160 230 340
リン
(mg)
33 33 39 55
食塩相当量
(g)
0 0 2.3 2.2

日本食品標準成分表2015年版(七訂)より

透析患者さんの食べ方

食べ方のポイント

  • カリウムが増えないよう、食べ過ぎに注意
  • 漬物の塩分は、香味野菜や酢などを使って工夫を

はくさいは野菜の中で特別にカリウムを多く含む食材ではありませんが、鍋物は食べる量が多くなるため注意が必要です。また、カリウムはゆでこぼすと減りますが、鍋物の場合は汁にカリウムが溶け出ていますので、汁は残しましょう。

写真:【左】はくさいの1日の摂取量の目安(可食部60g)と【右】可食部60gを煮びたしにしたもの

市販の塩漬は塩分を多く含みます。自家製の場合、しそ、生姜、柚子果皮、唐辛子、酢などをお好みで加えると風味が増して、塩が少なくても美味しくいただくことができます。

矢吹病院 健康栄養科

2017.01.13

矢吹病院 健康栄養科

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