食事のポイント

菜の花(なばな)

今月の食材【2月】菜の花(なばな)

ポイント

  • 旬は2〜3月
  • 栄養価が高い緑黄色野菜

菜の花(なばな)は、食物繊維や、抗酸化作用があるビタミンCなどが豊富な緑黄色野菜。
選ぶ際は、蕾が開いておらず、葉や茎に張りがあり、切り口がみずみずしいものがよいでしょう。

栄養成分値(100gあたり)

菜の花(なばな) ゆで
エネルギー(kcal) 33 28
たんぱく質(g) 4.4 4.7
カリウム(mg) 390 170
リン(mg) 86 86
食塩相当量(g) 0 0
食物繊維(g) 4.2 4.3
ビタミンC(mg) 130 44

日本食品標準成分表2015年版(七訂)より

透析患者さんの食べ方

食べ方のポイント

  • カリウムが多いので、茹でこぼしてから使う
  • 独特のほろ苦さを活かして薄味に

カリウムを多く含むので、一度茹でこぼしてから使いましょう。透析患者さんの一日の目安量は50g(小鉢一皿程度)です。(写真)
天ぷらにする場合は、切って水にさらしてから使い、季節の味を少量楽しむ程度にしましょう。

写真:菜の花の1日あたりの摂取量の目安(可食部50g)

味付けは、独特のほろ苦さを活かして薄味を心がけましょう。辛子やマヨネーズなどの塩分の少ない調味料や、バターやごま油とも相性がいいので、組み合わせを楽しんで美味しく減塩しましょう。


矢吹病院 健康栄養科

2019.02.15

矢吹病院 健康栄養科

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