かれいは、種類が多く、旬も種類によってさまざまですが、ほぼ一年中出回っています。『左ヒラメ、右カレイ』と言われるように、右側に目がそろっているのが特徴です。
栄養成分値(100gあたり)
まがれい(100g) | 生 | 干しかれい |
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エネルギー(kcal) | 95 | 117 |
たんぱく質(g) | 19.6 | 20.2 |
カリウム(mg) | 330 | 280 |
リン(mg) | 200 | 170 |
食塩相当量(g) | 0.3 | 1.1 |
一般的に多く出回っている「まがれい」を例に挙げました。
透析患者さんの食べ方
食べ方のポイント
- 減塩には薬味やスパイス、柑橘類を生かして
- 干しかれいは、生かれいより塩分が多め
かれいは、クセの無い白身で、さまざまな料理に適しています。
透析患者さんにお勧めの食べ方は、生姜、こしょう、レモン、わさびなどを使うこと。たとえば、煮魚に生姜、ムニエルにコショウ、フライや唐揚げなどの揚げ物にレモンなどです。かれいの味がより一層ひき立つとともに、減塩にも効果的です。
また、子持ちかれいは卵が多くリンが多いと思われがちですが、成分表で大きな差はありません。干しかれいは、干物にする際に塩水を使用するため塩分が多くなりますので、注意が必要です。