食事のポイント

にがうり(ゴーヤ)

今月の食材【8月】にがうり(ゴーヤ)

ポイント

  • 旬は6月〜8月
  • 種とわたは特に苦味が強い
  • 野菜の中ではビタミンCが豊富

ウリ科の植物で果肉に独特の苦味があることから名付けられた「にがうり」。「ゴーヤ」の名前でもお馴染みです。旬は6月〜8月で、主な産地は沖縄県、鹿児島県、宮崎県です。
種とわたは特に苦味が強いので、スプーンなどで取り除くとよいでしょう。野菜の中ではビタミンCが豊富です。

栄養成分値(100gあたり)

にがうり可食部100gの目安

にがうり 油炒め
エネルギー(kcal) 17 50
たんぱく質(g) 1.0 1.2
カリウム(mg) 260 260
リン(mg) 31 33
食塩相当量(g) 0 0
ビタミンC(mg) 76 75

*生のにがうりを調合油3.2gで炒めたもの
日本食品標準成分表2015年版(七訂)より

透析患者さんの食べ方

食べ方のポイント

  • 夏野菜の中ではカリウムが比較的少ない
  • 豚肉や卵などのたんぱく源と一緒に調理すると、夏バテ予防に効果的

暑くて食欲がない時は、苦味の効いたにがうりはおすすめです。夏野菜の中ではカリウムが比較的少ないです。透析患者さんの1食の目安量は100gです。(上写真)

豚肉や卵、豆腐と一緒に炒めたり、シーチキンを加えて和え物にすると、栄養価もアップして夏バテ予防にも効果的です。

矢吹病院 健康栄養科

2017.08.18

矢吹病院 健康栄養科

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