食事のポイント

あじ

今月の食材【6月】あじ

ポイント

  • 種類が多い
  • 4~7月が美味しい時期

「味のよさからその名前がつけられた」ともいわれる「あじ」。真あじをはじめ、まるあじ、むろあじなど種類も多く、旬も種類や産地によって異なります。
年間を通して食べられますが、4~7月が一段と美味しい時期です。

栄養成分値(100gあたり)

真あじ 可食部100gの目安

真あじ(100g) 開き干し
エネルギー(kcal) 126 168
たんぱく質(g) 19.7 20.2
カリウム(mg) 360 310
リン(mg) 230 220
食塩相当量(g) 0.3 1.7

日本食品標準成分表2015年版(七訂)より

透析患者さんの食べ方

食べ方のポイント

  • 加工品は生より塩分が多いため、他のおかずで塩分調整をする
  • 「揚げたて」も減塩に効果的。香ばしさや歯ざわりとともに素材の味を楽しんで

あじは、鮮度が良ければ刺身で食べますが、店頭では開き干しやみりん干し、フライなどの加工品も多く見かけます。
上の栄養成分値表からもわかるように、開き干しやみりん干しは生よりも塩分が多いため、他のおかずは塩分が少ないものを組み合わせましょう。
また、フライの場合は「ソースや醤油をかけるのが習慣」ではなく、揚げたてであればそのままでも美味しく食べられます。香ばしさとカリッとした歯ざわりを楽しみましょう。物足りない方は、レモンを絞ると減塩に効果的ですし、自分で最後にひと手間かけると、より美味しさが増して、食の満足感にもつながります。

矢吹病院 健康栄養科

2016.06.24

矢吹病院 健康栄養科

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