水分が豊富で、歯切れの良さやみずみずしさが持ち味のきゅうり。
店頭では季節を問わず良く見かけますが、旬は6~9月です。この時期は出荷量が多くなるため、価格が下がり購入しやすくなります。
栄養成分値(100gあたり)
きゅうり(100g) | 生 | 塩漬け | ぬかみそ漬け |
---|---|---|---|
エネルギー(kcal) | 14 | 16 | 27 |
たんぱく質(g) | 1.0 | 1.0 | 1.5 |
カリウム(mg) | 200 | 220 | 610 |
リン(mg) | 36 | 38 | 88 |
食塩相当量(g)* | 0 | 2.5 | 5.3 |
日本食品標準成分表2015年版(七訂)より
*参考 小皿に5切程度(30g)の塩分量:塩漬け 0.8g、ぬかみそ漬け 1.6g
透析患者さんの食べ方
食べ方のポイント
- 気になるカリウムは、切って水にさらすと効果的
- 漬物の塩分は、香味野菜や酢を使って工夫を
収穫したてのきゅうりをそのままいただくのは美味しいですね。旬の味覚を味わうと、ついつい量を多く摂ってしまいがちで、カリウムが気になるケースもあります。
カリウムを減らしたい方は、切って水にさらす方法をお勧めします。薄く切ったりサイコロ状にしたりすると切断面が大きくなり、そのまま食べるよりもカリウムの摂取は少なくなります。
漬物の塩分は、種類によって異なります。また、一般的に漬け時間が長いと塩分量は多くなります。自家製の場合は、生姜、にんにく、みょうが、大葉など香味野菜を利用する、酢を効かせるといった工夫で、塩分が少なくても美味しくいただくことができます。