食事のポイント

さわら

今月の食材【12月】さわら

ポイント

  • 旬は10月~3月
  • 魚の中では珍しく、頭側より尾側のほうがおいしい

秋から冬にかけて旬をむかえるさわらは、身が柔らかく上品な味わいが魅力です。その味の良さから、古くから冠婚葬祭、懐石料理などに使われてきました。
魚の中では珍しく、頭側より尾側のほうがおいしいです。

栄養成分値(100gあたり)

さわら(100g)
エネルギー(kcal) 177
たんぱく質(g) 20.1
カリウム(mg) 490
リン(mg) 220
食塩相当量(g) 0.2

日本食品標準成分表2015年版(七訂)より

透析患者さんの食べ方

食べ方のポイント

  • 他の魚に比べてカリウムが多い
  • 摂取量は1回の食事につき60〜70gを目安にする
  • 蒸してすだちを絞ると、素材の良さが生きて減塩にもつながる

さわらは、他の魚に比べてカリウムが多いことが特徴です。
透析患者さんの摂取量は、1回の食事につき60〜70gを目安にしましょう。(写真)

図:さわらの摂取量の目安(可食部70g)

身のおいしい魚なので、煮付けや味噌漬けといった味の濃い料理よりも、シンプルな調理がおすすめです。蒸し物にして、すだちやレモンを絞れば、素材の良さが生きて、減塩にもつながります。


矢吹病院 健康栄養科

2016.12.22

矢吹病院 健康栄養科

ページ上部へ